恵まれた環境を活かし、活気あふれるリゾートへ――スキーオペレーション 矢吹穣さん

意外と知らないスキーリゾートでのお仕事を深堀りすべく、グランデコで働く人たちへのインタビューを全7回にわたってお届け。1回目となる今回は、スキー場でスキーオペレーション支配人を務める矢吹 穣(やぶき ゆたか)さんにインタビューを実施しました。
スキー&スノーボードが大好きで、施設内からゲレンデの管理に関わる作業まで何でもこなせる矢吹さん。矢吹さんが思うグランデコの魅力なども伺いながら、スキー場のお仕事を紹介していきます。
お客さまを迎える準備、
楽しんでもらえる環境づくりが僕たちの仕事
――まずは、ご自身についての紹介をお願いします。
矢吹 福島県白河市の出身で、グランデコに来て約7年が経ちました。現在はスキー場の支配人を務めています。両親の影響で幼稚園の頃からスキーをしていて、スノーボードが流行り始めた頃(1990年代)にスノーボードも始めました。
次第に「もっと滑りたいな」と思うようになったことがきっかけで、地元のスキー場でお仕事を始めました。そこからいくつかのスキー場を経てグランデコに来た、という感じです。
――では、矢吹さんの担当業務について教えてください。
矢吹 僕はスキーオペレーション業務を担当しています。お客さまに関わりのある業務でいうと、スキーセンター内のチケット、レストラン、売店、レンタルなどのお仕事を指し、僕は各セクションの統括です。
ほかには、お客さまを迎えるための準備も僕たちの仕事ですので、オープン前の除雪作業など、安全に関わるところも担当しています。
――シーズン中は、どのようなスケジュールでお仕事をしているんですか?
矢吹 朝は6時に出社し、除雪作業から始まります。前日に大雪の予報が出ているときは、朝5時くらいに出社することもありますね。お客さまの安全が確保できる状態を作ってから、出勤してきたスタッフの体調を確認し、みんなを送り出します。
スキー場の営業中はお客さま対応を中心に行い、クローズしたあとに雪が積もっていたら、除雪をしてから退社するというスケジュールです。除雪に始まり、除雪に終わる毎日ですね。

グランデコにいる7年間で、朝に停めた車が夕方には動かせないほどの大雪を2度経験したそう。「スタッフ総出でみんなの車を掘り起こしたのはいい思い出」(矢吹さん)
――それだけ雪がたくさんがあるのですね。
矢吹 今までいくつかのスキーリゾートを経験しましたが、グランデコは本当に雪に恵まれたところだなと感じます。
あとは、索道(※)チームからの要請があったら応援にも行きます。僕はスキーオペレーション以外に、索道や圧雪車の車両整備、人工降雪機での雪作りなども過去に担当していたので、今でも忙しいときには応援に行くんです。
(※)索道(さくどう):ロープウェイ、ゴンドラ、リフトなどを指す。索道チームはこれらのメンテナンスなど、運行に関わる幅広い業務を担当している。
雪に恵まれる環境が
グランデコの大きな魅力
――スキー場のことは何でもできるんですね…!では、スキー場に関するお仕事のプロである矢吹さんが感じる、グランデコの魅力を教えてください。
矢吹 まず思うのは、ここは雪質が非常にいいということ。息を吹きかけると飛んでいってしまうような、軽くてサラッとした雪が降ります。ハイシーズンはどこを滑っても楽しいです。
あとは、約6か月間というシーズンの長さですね。標高が高くて気温が下がりやすく、人工降雪機を早くから稼働できるので、県内でどこよりも早くオープンできるのが強みだと思います。積雪量も豊富なので、雪不足だと言われる年でもここはちゃんと降ってくれる。すごく恵まれた環境です。
――毎年、いちばん最初にオープンするコースはどこですか?
矢吹 「メインストリート」というコースです。人工降雪機で雪を作って、オープン日から1.8kmものロングコースを用意しているので、初滑りからロングクルージングを楽しんでいただけるところが自慢です。
オープンしてからは安定的な自然降雪もあるので、あっという間にほかのコースも滑走可能になります。徐々に増えるコースを攻略するのも、グランデコの楽しみ方の一つだと思いますね。
――そもそもスキー場のオープン日って、どのように決めるんですか?
矢吹 夏の間に暫定でのオープン予定日を決め、11月に入ってから初冠雪のあった時期や積雪量、気温などをチェックしながら索道チームと話し合い、最終的な判断を下します。
ですから、実際にオープンできるかどうかを決めるのは予定日の2日前、なんてことも。お客さまの安全にも関わってくる以上、結構シビアに判断しなければいけませんので、毎年オープン前はドキドキです。

「あるシーズンにけがの手当てをした方が、翌年『治りました!』ってわざわざ報告に来てくれたことがうれしかった」と、お客さまとの思い出を話す矢吹さん
――では、矢吹さんはグランデコでお仕事をするなかで、どんなときにやりがいを感じますか?
矢吹 やはり、お客さまから暖かいお言葉をいただいたときですね。「今日の雪、最高でしたよ」とか「レストランのあのメニュー、おいしかった」とか「除雪がきれいで、運転しやすかった」とか。
こういったお言葉をいただくと、やっていてよかったなと感じます。いい感想って、相当いいと思わないと伝える気になっていただけないと思うので…お褒めの言葉をいただいたときは、本当にうれしいです。
――ありがとうございます。最後に、ウインターシーズンに向けての抱負をお願いします。
矢吹 僕が昔、スノーボードを始めた頃のゲレンデってものすごく賑わっていて、どのコースに行っても人の声がワイワイと響いているような場所だったんです。今年の冬は、そんな当時のような活気あるスキー場を目指したいですね。
そのために、ゲレンデはもちろんのこと、レストランやスキーセンターも含め「グランデコは何をしても楽しいね」と思ってもらえるような場所を提供できるよう、みんなで頑張りたいと思います。
――矢吹さん、ありがとうございました!
ACCOMODATION
If you come to Grandeco, EN Resort Grandeco Hotel is your place to stay.Enjoy morning and dinner buffer with local ingredients. Hot spring spa "Buna No Yu" and indoor pool are available 365 days!
DIRECTIONS
- By Car
- 30mins drive from Inawashiro Bandai Kogen IC
- By Train
- Free bus service from JR Inawashiro Station


